絶対に外せない聴解問題3についての勉強法を紹介します。
「日本語教育能力検定」聴解問題3のコツ

問題3は、2パターンの問題があります。学習者が間違えた発音を口腔断面図から選ぶものが3問と、発音上の問題とされる選択肢を選ぶものが4問です。
聴解問題3:合格のための準備
覚えなくてはいけないことは、3つあります。
1つ目は、口腔断面図(こうこうだんめんず)です。
最初のうちは、図を書いて覚えたりもしていました。最終的には過去問の図をコピーしてフラッシュカードを作成し、毎朝一人でカードをめくって鍛錬していました。

実は、参考書によって図面のテイストが違ったり、微妙な判定があったりしてどれを信じたらいいのかわからなくなりました。ここはやはり過去問ベースに勉強することが大事ですので、過去問の図面に慣れることを強く勧めます。
2つ目は、調音点と調音法の表(以下、調音表とします。)です。

これは、試験に本気で受かりたいと思っているなら完全に覚えてください(マジに)。書けるようにしておくと試験で助かります。僕は試験1ヶ月前くらいから、毎朝書いていました。
3つ目は、母音の舌の位置です。これはまあ言うまでもないですね。
聴解問題3:合格のための試験攻略法
もはや言う必要はないかもしれませんが、この問題も例は聴く必要ありません。その時間にやっておくことがあります。
調音表を秒速で書きます。このために鍛錬してきたのだと言わんばかりに。ちなみに僕は、右のページに書きました。左ページより余白が若干広めなのと後の問題でも使用することがあるので。

次に、舌の位置の表を書きます。頭にはもちろん入っているんですけど、書いておいた方が安心します。

さらに、口腔断面図に口蓋帆が空いてる図があったらそこに丸つけましょう。「鼻音」決定です。余裕があれば、断面図の下に可能性のある音声を全部書いておきましょう。
ここまで準備が出来てしまえば、落ち着いて解答するのみです。
実際の試験では、8問中7問正解でした!
