問題6は、学習者が読み上げた文に含まれる誤りの説明を選ぶ問題です。全部で8問あります。ここも勉強すればするほど点数上がるので得点源にしましょう。
「日本語教育能力検定」聴解問題6のコツ

この問題6は、音声を聴き取れても知識がないと正しい答えを選ぶことができません。
「連濁」「連声」…??「複合名詞」「形式名詞」…はい??みたいな。
問題4、5の選択肢もそうですが、聴解問題は割と「日本語教育能力検定試験」の用語力も試されます。
そう、ただの音声問題にあらずです。
この「選択肢わからない問題」を未解決のままでいると、問題4〜6の点数が伸びず、しまいには怖くなり避けがちになります。
選択肢の言葉の意味とまっすぐ向き合いましょう。
過去問や参考書の模擬問題などで、一つ一つ調べて理解していくことが大事です。なんとなくではなく、瞬時に頭の中で例が浮かぶくらいまでいけるとベターですね。
聴解問題6:合格のための試験攻略法
この問題も例は聴かなくて大丈夫です。
例が流れている間に、ざっと選択肢に目を通す。書いておいた方が良さそうなもの、頭でパッと出てこないような変音現象(転音、連濁など)は、横に例を書いておくのも手です。
問題6で1番注意して欲しいのは、見直しの時間は全くないことです。bかcで迷って、またあとでどちらかを選ぼう、なんてことはやってはいけません。最後の8番の問題が読み上げられてマークし終えた頃には試験Ⅱ終了の合図です。
突っ走るのみです。
各問とも瞬時の判断が求められますが、僕は読み上げられた文の誤りの箇所をさっと横に書いてから選択肢を選びました。音が脳内から消えるのが早いので。
あとは、この選択肢は出会ったことあるという自信があれば恐れることはないでしょう。特に妙なひっかけ問題もないので。
実際の試験では8問中6問獲得!イケてる!
