働いてわかった市役所あるある10選
実際に働いて感じた市役所あるあるを紹介します。
01.タイムカードに行列できる
庁舎の職員数200人超に対してタイムカードの機械が二つしかないため、朝は打刻のために行列ができます。庁舎内で渋滞します。時間に余裕をもって登庁するのが大切です。数分遅れてしまった場合は、打刻せず手書きでなかったことにしましょう(笑)
02.暗すぎる(物理的に)
過剰な節電で、始業の8時30分までなにがなんでも電気つけないという文化。これ本当に嫌いでした。最初に職場に着いた人が電気をつけるべきです。朝から萎えるんですよね。そもそも市役所は閉鎖的なのに。梅雨のときとか最悪でした。ぼくは真っ先に電気つけて、ブラインドまで開けちゃうタイプ。明るくいきたいじゃん。
03.昼休みに自宅に帰る
市役所勤務の職員は、だいたい働いている市の住民です。そのため、昼休みになると自宅へ帰って昼ごはんを食べます。これは驚愕でした。自由でいいなぁと思う反面、一回気持ちがオフになって仕事に戻るのつらくないのかと思っていました。
04.昼休みは車の中で過ごす
これぼくです(笑)。職場で弁当を食べたあと、本当に行く場所がない。切実に。宿直室という部屋で昼を過ごしていた時期もありましたが、仲良い同僚もみんな辞めていったのでもう近づかなくなりました。自分のデスクにいると電話鳴るときがあるし、廊下で過ごすのも変だし、ほかの職員につかまりたくなし、食堂もない、会議室も使わせてくれない、となると車最高なのです。
女性の職員でも車で過ごしている人は何人かいましたね。職員の居場所確保してほしいものです。
05.課に1人は変な職員がいる
ほかの市役所がどうかわかりませんが、課に1人は変な職員がいます。変というと、まあちょっと語弊があるかもしれません。名物的キャラが間違いなくいるということです。個性あふれる職員が多かったのでしょう。
ぼくが公務員でいた最後の上司は、めちゃくちゃ太っていました。巨漢です。巨漢だからいつも体調悪い。悪い風(笑)?とにかくすぐ休むし、机の上はゴミ屋敷。書類はしょっちゅう紛失。課長に毎日怒鳴られるけど、へこたれない。鋼のこころ。仕事がものすごくできない。おっと、いけない。愚痴になってしまった。そんな名物キャラが見渡せばすぐ近くにいました。
06.飲み好きが多い
みんな飲み会好き。飲み会のあとのスナックも好き。スナックでは昭和を感じました。コロナ禍で唯一良かったことは、すべての飲み会がなくなったことかもしれませんね。あまり飲めないし、基本冷めてるので自分(笑)。
新人のときは、飲み会に否が応でも参加しなければならなかったのでつらかったです。多いときは、1年のうちに歓送迎会、県職員との交流会、係内の飲み、暑気払い、忘年会、送別会がありました。しかし公務員も10年選手となると、断る術も身についてきます。適当な嘘をついてキャンセルしたこともしばしば。会費が毎回5000円〜とか高すぎるのよ。参加は自由で。
07.謎のファイルアップロードシステム
これは2019年くらいから?勤務最後の4年間くらいかな。相手方とファイルのやりとりするのにとてつもなく時間がかかるようになりました。現実デスクトップからファイルをまずアップして、仮想のデスクトップにそのファイルをダウンロードして、そこからアップローダに上げて、そのリンク先を現実デスクトップからメールして教える、みたいな。なにをいっているかわかりますか?自分でもわかりません(笑)。
これはひどいシステムだと思いました。作業効率悪すぎて。結局このシステムは不具合で使えなくなり、無料で使えるアップローダを使ってもよくなりました。なんだったんだ一体…。
08.ユニフォームをみんなで着る
国体があったんですよ、2019年。盛り上げるためにみんなというみんながユニフォーム着てるんですよ。赤だの黄色だの緑だの。原色のポロシャツが認められるなら、もはや服装なんでもいいんかいって思いました。ぼくはこういうみんなでがんばっています的なノリ、全体主義的なのが大嫌いなのです。
でも仲良い先輩も着ていたし、みんな着るしかなかったのかな。ぼくはこの年、ラッキーなことに県に出向していたので被害に遭わずすみました。非国民です(笑)。
09.残業時間にエアコンつかない
残業時間にはエアコンも暖房もつきません。止まります。職員にやさしくない職場なのです。効率性とか考えてほしい。
10.タイピングは人差し指で
パソコンを未だに使えない職員が結構います。ソフトの使い方とか操作を教えるのはいいのですが、「人差し指でタイピングすなっ!」って感じです。使えないレベルじゃありませんね。本当に今までよく生き残ってきたなと感心しました。
