地方公務員のメリット

地方公務員になって良かったと感じた、いいところを5つ紹介します。
01.安定している
「安定」というのは、公務員は首にされることはないということです。民間では「終身雇用制度」の見直しの動きもあります。定年まで勤めるつもりが、突然の解雇。これからの時代、そういうことが普通に起きてくるでしょう。
しかし公務員は、一度採用されてしまえば定年まで働けます。安泰です。毎年給与は上がるし、ボーナスも年2回もらえます。リストラの心配は必要ないのです。日々大きな不安ごとを抱えなくて良いというのは、公務員である一番のメリットかもしれません。
景気や社会情勢に左右されないのが、公務員のいいところ「安定」ですね。
02.社会的信用性が高い
これも公務員の大きなメリットの一つ。国から身分が保障されているので、世間からの信用性が圧倒的に高いです。
たとえば住宅ローンの審査や賃貸契約の際にすんなり進みます。親戚や結婚する相手のご両親にも印象はいいでしょう。どこへ行っても悪い顔はされません。これは公務員になってからいろいろと気づくことになります。
”公務員”という肩書きは、想像以上に強いのです。
03.有給休暇の自由度が高い
ぼくの個人的公務員メリット第一位は有給休暇です。毎年20日付与され、1年で最大40日保有できます。MAX40日休むことができるのです。そのような職員はほとんどおりませんが。20日の取得は可能です。ぼくは安い給料の代わりに、有給をとることでバランスをとっていました。
自由度が高いというは、有給を時間単位で取れる点です。朝1時間だけとか、午後15時から2時間早退とか、その日に決めて帰ることもできてしまいます。無敵じゃないですか。与えられた権利などで行使してほしいです。

04.服装が楽
税務課や総務課へ行ったことないから言えるのですが、土木・教育系で現場へ行く仕事がある課は服装が楽です。スーツやネクタイの着用はありません。汚れてもいい動いやすいパンツに、シャツ、作業服を羽織ればOK。夏はポロシャツも可。これは地味にありがたかったです。説明会や出張の際にはスーツを着るので、それはそれでたまにパリッとできて良かったと思います。
パーカーリュックで登庁する猛者もいました(笑)
05.さまざまな職を体験できる
地方公務員は毎年異動があります。異動部署もさまざま。一般行政職であれば、どこに飛ばされるか(言い方w)わかりません。税務、国保、福祉、観光、農業、建設、管財、契約、企画、人事、秘書、議会、教育関係はもちろん、図書館や公民館という出先機関に行くこともあります。さらに県や国への出向の募集も稀にあるので、行こうと思えば短い転勤みたいなことも体験可能です。
ぼくの場合、
都市計画課(4年)→学校教育課(5年)→県出向(3年)→都市計画課(1年)
でした。
職の体験もそうですが、行った先での文化やいろんな人との出会いも楽しいでしょう。ただし、異動を転々と繰り返している職員は、あまり良く思われていない人のケースが多いので注意が必要です。
