この記事では、日本語教育能力検定試験で実際に僕が使用した参考書をオススメ順にまとめました。
参考書まとめ
オススメ度★★★★★
『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版』ヒューマンアカデミー(著)
通称”赤本”です。試験受ける人はみんな買ってると言っても過言ではないでしょう。試験までに最低3回しは読むことになります。何も考えずに買いましょう。
『令和元年度 日本語教育能力検定試験 試験問題』公益財団法人日本国際教育支援協会 (著)
参考書というかいわゆる過去問です。僕はH28〜R1の4年分やりました。最低3年分はやった方がいいと思います。ちなみにこの過去問には解説がないので、webで解説してくれているサイトを見つけましょう。「毎日のんびり日本語教師」というサイトがお勧めです。
『日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40』アルク出版
みんな避けがちな記述式の対策本です。記述式の配点は20点と大きいので、せめてこの本で解答例の「型」を学んでもらいたいです。2014年出版と若干古めですが、例題も知識になることが多く、かなり有用な本だと思います。
オススメ度★★★★
『日本語教育能力検定試験 合格するための本』アルク出版
区分ごとの問題集(聴解含む)+試験のアドバイスが掲載されています。過去問に手をつける前に問題形式として最初に着手してもらいたいのがコレです。区分ごとの意識づけがしやすくて良いです。
『日本語教育能力検定試験 合格するための問題集』アルク出版
赤本と視点が違う問題が多くて面食らいました(笑)。出版社が違うので仕方ないですが。でも、不思議なことに問題を解くと知識が身についてくるんですよね。知識0の人は、過去問以外に問題集みたいなアウトプットできる本が2、3冊あるといいですね。
『考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法』原沢 伊都夫(著)
文法苦手な人は買うべきです。とても優しく、柔らかく、小学生くらいに戻った感覚で学べます。2010年の出版ですが、評価も高い良書です。
オススメ度★★★
『日本語教育能力検定試験に合格するための用語集』アルク出版
この用語集は、辞書のように使うのがお勧めです。最終的にここに載っている用語全部が説明できるようになれば自信もつきますね。赤本では単語しか載ってないことも、これで確認できます。(注:載ってない用語ももちろんあります)
『日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識』アルク出版
最初の最初に読書する本です。分厚い赤本にアレルギーを感じた方はまずコレを。試験範囲をギュッと詰め込んであります。が、興味を持って読むことができるはずです。試験直前に確認の意味でもまた出番が来ます。
オススメ度★★
『日本語教育のスタートライン 本気で日本語教師を目指す人のための入門書』荒川洋平(著)
この本も読書本ですけど、別の角度でインプットできるし、勉強したくない時にさらっと読めます。名前の通り「日本語教師」を目指す人にもとても良い本だと思います。
『増補改訂版 新・はじめての日本語教育2 日本語教授法入門』高見澤孟(著)
twitterで流れてきて気になり、購入しました。過去問を分析したら、得意だと思っていた教授法や指導法がまさか苦手分野ということを知り、イメージをより膨らませるために必要でした。
『増補改訂版 新・はじめての日本語教育1 日本語教授法入門』高見澤孟(著)
1の方は文法や音声について書かれていて、むしろ日本語教師になった今から読み直すことになりそうです。
以上が、実際に購入した参考書です。
個人的オススメ度を★で表示しましたが、自分の勉強スタイルに合わせて選んでくださいね。
ちなみに参考書の購入費用は、29,360円でした。
自己投資なので全然気にしていなかったですが、まあまあかかりましたね(笑)。
それでも養成講座にかけるお金や時間がないって方には、独学がお勧めです。
